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勃起不全には性欲剤よりもシアリスが有効

勃起不全には性欲剤かシアリスか、という疑問の前に、まずは両者の違いを見ていきます。
まず性欲剤についてです。
こちらは症状そのものに効果を発揮するのではなく、勃起しやすい体に改善していくために使います。つまり、栄養剤や漢方薬のような体を整えていく効果があります。
性欲剤の多くには、「アルギニン」という成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸が含まれています。男性では、精子の数を増やすのに「アルギニン」が必要です。
次にシアリスなどのED(勃起障害)治療薬です。
こちらは、血流を改善させる薬です。「PDE5」という正常な勃起を邪魔してしまう酵素の働きを抑えて、陰茎の血液供給量を増やすことで勃起させる働きがあります。こちらは体を改善してくよりも、症状そのものに効くのが特徴です。
「PDE5」酵素の働きを阻害するので、「PDE5阻害薬」とも呼ばれています。
性欲剤は体質改善、シアリスは血流改善、と覚えておけば良いでしょう。
勃起不全の場合には、精子の数は足りている事もあります。問題となっているのは動脈硬化などの血行障害が原因で、他の機能には問題ないケースもあります。
このような勃起不全に対しては、性欲剤よりもシアリスの方が有効です。
確かに、性欲剤にも多少は血行を促す働きはありますが、効果が出るまでに時間がかかります。なので、今すぐに血行障害を治したいという場合には、性欲剤は不向きです。
徐々に体質を改善させる目的であれば性欲剤は優れていますが、症状にピンポイントで効果を出したいのであれば、血行障害をすぐに改善させるシアリスが適しているでしょう。
シアリスには性欲を高めたり、興奮させる作用はありませんが、加齢や動脈硬化に伴う器質性(体の原因がある)のEDにはよく効きます。